金井亜希子のオススメ楽曲日記~No Music No Life~ 

宇多田ヒカルさん、椎名林檎さん、Perfume等色んなジャンルの曲が好きです♪音楽や動画を通して、毎日元気になれるような記事を書いていきます!

いなくなってしまった人たちに、思いを馳せる【素敵だね】

こんばんは🌙

あっここと、金井亜希子(かないあきこ)です。

 

今日はゆっくりと出来る時間を作って、

8年前の今日について思いを巡らせました。

 

そしてそれと同時に、亡くなった祖父について

思い出しておりました。

 

私は身近な人を亡くした経験があまりありません。

 

母方の祖母、父方の祖父母は

私が産まれたときには

既に亡くなっていました。

 

そのため、私が小学5年生のときに

母方の祖父が交通事故に

遭ってしまい亡くなってしまったのが

唯一の身内との別れでした。

 

その日はあまりに突然で。

 

昨日まで元気に歩いて、

ご飯もしっかり食べて、

一人でトイレもお風呂も

行けていて、

畑仕事までしていた祖父が、

急に事故に巻き込まれてしまって……。

 

とても遺体は綺麗で、

その表情は穏やかで、

呼び掛ければ目を開けるのではと

思ったほどでした。

 

私と祖父は、特別仲が悪いわけでは

ありませんでしたが、

特別良いこともありませんでした。

 

ただ、『もうお話が出来ないこと』

『もう動く姿を見ることができないこと』を

実感したときに、涙が溢れてきました。

 

母はそれを見て

「あんたも泣いてくれるんね」

と言って泣いていました。

 

正直、母から見て私はそこまで

お祖父ちゃんに関心があるように

見えていなかったのだと思います。

 

私はもっと、もっとお祖父ちゃんと

お話しして、色んな話も聞いてあげて、

甘えて、そして優しくしてあげれば

良かった、と強く後悔しました。

 

勝手に、昨日のような今日は続いていく、

と思っていたのです。

 

正直、ちょっとボケ始めていて、

耳も遠くなっていた

お祖父ちゃんのことを

厄介者のように感じていた部分もありました。

 

でも、

お祖父ちゃんは畑仕事がだいすきで、

とっても働き者で、

第二次世界対戦を救護係として

生き抜いた人でした。

 

当時は周りの同級生の子達が

お祖父ちゃんやお祖母ちゃんから

おこづかいをもらっていたり、

両親以上に甘やかしてもらっていたり

することが、心底羨ましかったのです。

 

でも、そんな形の愛情ではなくても、

私がピアノの練習をするのを

優しく見守ってくれていた

あの眼差しに込められた愛情を

もっと感じ取れれば良かった、と

今では思います。


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後悔しても過去は変えられません。

亡くなった人も帰っては来ません。

 

ただ、『だから後悔することは無駄』とは

思いません。

 

深く後悔するからこそ、

学べることもあるのだと思っています。

 

そして、

無理に前向きになる必要も無い。

無理に立ち直る必要も無い。

 

自力では乗り越えられ無い壁があってもいいのです。

 

その壁をどう捉えて、

これからの自分は何を選択するのかが

大事なのです。

 

過去からは学べば良い

 

今の自分では

受け止めきれない事柄については、

逃げても良いのです。

 

ただ、逃げた先で次は何を選択するのか、と

またスタートを切れば良いのです。


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人の脳は基本的に忘れるように出来ています。

 

脳が抱える『想像力』はとってもパワフルです。

 

それはプラスの意味でも、

マイナスの意味でも。

 

とある実験では、人は『思い込み』でも

死んでしまうそうです。

 

致命傷を負っていなくても、

『これは致命傷に違いない』と

錯覚することで、

その想像力に体が合わせようとするのです。

 

…とても怖い話ですよね。

 

もし、私たちの脳が忘れることをしなければ、

動物としての『生命の維持』と『危険の察知』に

全神経が注がれてしまって、

『この階段を踏み誤ったら転落死する』

『ここで背中を押されたら電車に轢かれる』

なんて細かな恐怖を常に感じなくては

いけないかもしれません。

 

だからこそ、普段は『死』がやや遠くの

存在かのように感じるのは

当たり前のことなのです。

 

乗り越えられない悲しみもあります。

 

でも、乗り越えられなくても

時間が経てば薄めることは出来ます。

 

忘れることで、前に進める

 

日常生活を送っていくためには、

辛い出来事や、悲しい別れを

忘れることも大事です。

 

その反面、節々でいなくなってしまった

人たちのことも思い出したいと思っています。

 

『ひとつだけお願いがあります。

 

いなくなってしまった人たちのこと、

 

時々でいいから、

 

思い出してください』

 

これはとあるゲームの台詞ですが、

私はこのゲームを通して、まさに

命とその終わらせ方について

何度も何度も考えました。

 

たまたま、祖父が亡くなったのと

同じ年にプレイしていたので、

より思い入れが深かったのかもしれませんね。

 

今日はこのゲームの主題かである曲を聞いてから

眠りにつこうと思います。

 

いつもありがとうございます。

 

【素敵だね/Rikki

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